
NuLMiLとは
不良品画像に色を塗りパターン学習させることで、AIによる 外観検査 を行うソフトウェアです。
PC・タブレット端末などで専用のペイントツールを用い不良箇所を色塗り登録すると、AIにパターン学習をさせます。塗り分けた色に応じた不良を自動で検出・分類し、製品の外観検査を行うことができます。
検査対象に応じて、NuLMiLで検査できるハードウェアの作成・販売をいたします。NuLMiL搭載の自動検査装置を販売しております。また、オーダーメイドでの検査装置作成も承ります。

利用事例
傷の検出1

傷の検出2

穴の検出

バリの検出

3つの特徴
①少数のデータで高精度を実現
特許も取得した弊社独自の技術により、数十枚程度のデータで高い検査精度を出すことに成功しました。NuLMiLの特徴でもある色塗りによる精密な学習データ作成と良品学習・不良品学習のハイブリッド学習が、高品質な自動外観検査を実現いたします。

②多品種製造にも対応
従来の外観検査 AI では製品ごとに AI を作成する必要がありましたが、NuLMiLでは製品の垣根を越えた AI を作成します。そのため、複数製品に対しても 1 つの AI で対応することが可能です。

③既知の不良の分類から未知の不良の検出まで可能
不良品学習・良品学習のハイブリッド学習を採用しています。
- 色塗り登録による不良品学習で、既知の不良は確実に検出します。
- 良品の画像も登録することで、良品学習を行い、良品との乖離度から未知の不良も検出します。

「NuLMiL」組込済装置一覧


「NuLMiL」ライセンスのご案内

各ライセンスの使用用途
標準版:オーダーメイド検査装置や、あらゆる各種連携装置で検査可能なライセンス
mini版:IKZ-01で検査可能なライセンス(ターンテーブルをコンベアにするカスタマイズは可能)
OpenPoC版:評価にのみ使用可能(商用利用禁止)
「NuLMiL」ライセンス内容に関する補足
不良分類数について
不良分類を行う際に、分類したい種類数です。
例えば「傷」「欠け」「変色」に分類する場合は3種類ですが、「傷もしくは欠け」「変色」に分類したい場合は2種類となります。
なお、撮影時の特徴が酷似している欠陥の分類は難しいことがございます。
レシピ数について
登録できるAIの数です。基本的には製品ごとにAIを学習させる必要があります。
なお、同じ素材のサイズ違いに関しては、製品ごとにAIを学習させる必要がないケースもあります。
(サイズ違いの製品をまとめて1レシピで検査することが可能なこともあります)
各ライセンスのソフトウェア保守について
NuLMiL 標準版:30万円/年(5年契約)

(保守対象)
・学習用PC
・判定用PC
・ソフトウェア
・液晶タブレット
・リレー
(備考)
・保守対象の各部品を安定稼働のために5年おきに必ず1度は交換させていただきます。
・保守対象の全部品交換完了時、5年支払いでの契約更新となります。
・故障等で5年以内に2回以上同じ部品の交換が必要な場合は、対象部品に関して別途お見積させていただきます。
・交換部品は回収します。
NuLMil mini版:18万円/年(5年契約)

(保守対象)
・専用オートフォーカスカメラ(800万画素)
・照明(D380 × W28 × L25 [mm] / 16W)及び照明用電源(入力100V)
・オールインワン(学習・判定兼用)ノートPC
・ソフトウェア
(備考)
・保守対象の各部品を安定稼働のために5年おきに必ず1度は交換させていただきます。
・保守対象の全部品交換完了時、5年支払いでの契約更新となります。
・故障等で5年以内に2回以上同じ部品の交換が必要な場合は、対象部品に関して別途お見積させていただきます。
・交換部品は回収します。
NuLMiL OpenPoC版:無料
保守内容
・バグ発生時のサポート
・ソフトウェアの更新(連絡を希望される場合のみ、更新の旨を連絡いたします。)
