【卒業メンバーの声】
マネジメント経験が就職活動の武器に。“人に伝える力”を育てた大学時代
情報学専攻・内田さん 開発業務担当

入社のきっかけは「アンケート」から
内田さんがアナモルフォーシスネットワークスに入社したのは、大学3年生の後半のこと。もともとeスポーツに打ち込んでいた内田さんは、学生eスポーツ連盟を運営していた代表の炭谷と知り合いました。
「当時、炭谷さんが連盟の参加者向けに『興味がある分野』をアンケートで聞いていたんです。そこで何となく『AIをeスポーツに活かせたらいいな』と書いたところ、思いがけず声をかけていただきました」
AIに漠然と興味を抱いていた内田さんにとって、この偶然のアンケートが可能性を広げる転機となったのです。
開発・マネジメントまで広がった業務
入社後は、自分の専門である情報学を活かしAI関係の業務にも携わるようになりました。
「最初は開発の知識もあまりなかったので、手探りでした。課題に対しての解決策の裁量があって、その範囲内で自由に業務を進めていいと言われたので、自分で調べながらアウトプットする楽しさを実感しましたね」
入社当初は未経験の言語をネットで調べながら、開発の一員として業務を担当しました。その取組が評価されて、徐々にPM業務やアルバイトスタッフのマネジメントも任されるようになりました。
マネジメントで気付いた「伝える難しさ」
マネジメント業務を担当することで大きく成長したといいます。
「タスクを割り振る際、自分の考えていたことが相手に伝わらず、期待と異なる成果物が返ってくることもありました。伝え方を工夫し、誰にでも分かりやすく指示することの難しさを実感しました」
相手に合わせたコミュニケーションの重要性に気づき、それが自分自身の成長につながったと内田さんは振り返ります。
貴重な経験が就職活動で大きな評価に
大学を卒業し就職活動をする際にも、マネジメント経験が大きな強みになりました。
「就職活動中に、学生でマネジメント経験を積んでいる人は珍しいと評価していただけました。また、eスポーツ連盟の経験や開発業務の経験も具体的に話すことができ、非常に役立ちました」
就職先にはマネジメント業務をメインに行うシステム開発会社を選びました。将来的には、産業分野で大きな影響力を持つソフトウェアを開発し、マネジメントを通じて多くの人と協力しながら仕事をしたいと考えています。
目指すは「産業界を変える影響力」
内田さんの夢は、日本の産業界で再び世界一のものづくりを実現することです。
「今はAI分野でも日本が押され気味だと感じます。だからこそ、システム開発を通じて産業の現場を改善し、世界で一番と認められるものを作っていきたいんです」

開発、エンジニア
フロントエンド・バックエンドのコーディング、UI/API開発・設計を担当。あるいは外観検査ソリューションにおけるFA開発設計を担当します。