【卒業メンバーの声】
「苦手」が「自信」に変わる。何でも挑戦できる環境が育てたエンジニア 藤原さん 開発業務担当

優秀な友人が「忙しい」ってどういうこと?不思議に思い、興味が湧いた
藤原さんがアナモルフォーシスに入社したきっかけは、高校時代の友人からの紹介でした。
「大学院を卒業後に入社した会社で働いていましたが、もっとスキルアップしたいと感じていました。ちょうど転職をする頃、友人の仕事の話を聞いたんです。」
もともと、友人がとても忙しそうにしていたのが気になっていたという藤原さん。
「優秀な友人だったので、そんな人が忙しくしているというのは、どんな会社なんだろう。」と不思議に思いました。
当時、ハードウェアに関する知識はほとんどなく、「自分に務まるのだろうか」と不安もあったそうです。それでも、AIのモデル開発など具体的なプロジェクトの内容を聞いていくうちに、「挑戦してみたい」という気持ちが湧いてきたと振り返ります。
デスクワークだけでなく動いて作業、体力と精神力があると良い
現場で直接作業を行う機会も多く、前職との違いをこう語ります。
「前職ではほとんどがデスクワークで、座って作業することが中心でした。でも、アナモルフォーシスでは、体力も必要になってきました。というのも、開発したソフトウェアをハードウェアと連携させる必要があり、お客様の現場に伺って作業をすることがあるからです。また、プロジェクトのメンバーがいろんな場所で活動しているので、顔を合わせて一緒に作業を進めるために自分が移動することも少なくありません。」
こうした日々の中で、体力も精神力も必要とされる場面が多かったそうです。
「触れば壊れてしまうかも」 苦手意識のあったハードウェア。いつの間にか克服
「理系出身ではありますが、実はハードウェアがすごく苦手で…実験もずっと避けてきたんです。僕が触ったら壊れてしまうかも、なんて思っていました(笑)」
そう語る藤原さんですが、アナモルフォーシスでの実務を通じて、ハードウェアの仕組みを少しずつ理解し、自らシステムを組めるようになったといいます。かつては強い苦手意識があった分野も、仕事の中で「分かる瞬間」が積み重なり、自信へと変わっていきました。
「学生時代、一番嫌いだったのが数学と物理でした。でも、エンジニアとして働く中で、その分野を自然と使うようになっていて、気づけば分かるようになっていたんです。昔は『無理』だと思っていたことも、できるようになり、今ではまったく違う視点で見られるようになっています」
アナモルフォーシスには「得意なことや、すでにできること」だけを任せるのではなく、「少しでも可能性があれば、苦手なことにも挑戦できる」環境があります。
モチベーションさえあれば、何でもできると証明できた
あらたに、藤原さんは自動車業界で新たなキャリアをスタートさせました。大学院時代に名古屋で過ごしたことをきっかけに関心を持っていた業界でしたが、当時は「自分には無理かもしれない」と感じていました。
その考えが変わったのは、アナモルフォーシスでの経験を通してでした。
「今、自動車業界でもソフトウェア開発が重要視されるようになっていることを知り、挑戦してみたいと思うようになりました。アナモルフォーシスでは、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたシステム開発の経験を積むことができて、“部品単体”ではなく“システム全体”に関わることの面白さを感じたんです」
藤原さんは次のように続けます。
「この会社でめちゃめちゃ幅広い経験ができたおかげで、自分が何でもできることを示すベースができたと思っています。普通の会社では、Webアプリやハードウェアなど扱う技術領域が限られがちですが、アナモルフォーシスネットワークスでは多くの言語や技術に触れることができました。モチベーションさえあれば、何でもできるということを証明できました。」
「こんな人には合うと思う」 藤原さんの体験談
今後、入社する方に向けて、「リモートワークだからという理由だけで選ぶと、少しミスマッチになるかもしれません。誰かと積極的にコミュニケーションを取りながら、一緒に新しいことを実現していきたい、という方にはすごく合う環境だと思います。僕が思うに、研究室のような雰囲気です」
できなかったことでも調べて吸収しながらやっていく——。そんな姿勢があれば、自然と実力もついてくる。大学院などで研究に没頭していた人には、馴染みやすい環境かもしれません。
「自分で区切りをつけて“ここまで頑張ろう”と決めて動けることが求められます。僕自身、マルチタスクよりも“何にどれだけ時間が必要か”を見極めて配分する感覚が養われました。そういうメリハリのある働き方ができる人を、アナモルフォーシスネットワークスでは求めていると思います」
アナモルフォーシスでの経験を通じて、「挑戦する力」と「自信」を手に入れた藤原さん。その力を胸に、新たなステージでもきっと大きく羽ばたいていくことでしょう。

開発、エンジニア
フロントエンド・バックエンドのコーディング、UI/API開発・設計を担当。あるいは外観検査ソリューションにおけるFA開発設計を担当します。