【卒業メンバーの声】
研究よりもリアルだった実務。バックエンドで見つけた未来への道筋 伊吹さん 開発業務担当
大学時代、同期との出会いがキャリアの転機に
2025年4月から新社会人として働く修士2年(取材当時)の伊吹さんにインタビューしました。働き始めたきっかけは、同期との縁でした。大学3年生の時に、同期がアナモルフォーシスネットワークスでアルバイトをしていると聞き、「プログラミングを仕事として経験してみたい。紹介してほしい」と興味を持ちました。
「プログラム自体は大学の授業で触ったことはありました。手を動かして実務経験を積みたかったんです。それで同期に『紹介してもらえないか』と声をかけました。」
入社当初、伊吹さんはその同期と同じフロントエンドチームで働く予定でしたが、バックエンドに人手が必要という当時の状況もあり、別々のチームに配属されることになりました。

機械学習と向き合い、成長した3年間
伊吹さんは『NuLMiL(ヌルミル)』と『Trimmy(トリミー)』のバックエンド開発を担当。入社後、特に力を入れたのは機械学習モデルの精度改善でした。
「最初は機械学習にそこまで詳しくなくて。授業でも詳しくやっていたわけではなかったので、苦労しましたね。働くなかで知識をインプットできたと思います。バックエンドのメンバーで勉強会をしたり、Slack、会議で色々手助けしてもらいながら、質問しながら少しずつ前に進むことができました。特に、AIモデルの精度改善に力を入れました。」
NuLMiL(ヌルミル) https://nulmil.net/

就職活動で評価された「チームでの開発経験」
次は、ネットワークサービス開発の分野に進む伊吹さん。大学時代の研究と並んで、アナモルフォーシスネットワークスでの実務経験が就職活動で大きな評価ポイントになりました。
「就職活動の面接では、機械学習のモデル改善プロジェクトで、チーム内で議論しながら精度向上を実現した話をしました。これが『チームで役割を果たしている姿がイメージしやすい』と評価をいただいたんです。」
具体的にどのように役立つかがイメージできる実務経験が評価され、希望するキャリアへと繋がりました。

バックエンドが向いていると気がついた
伊吹さんがバックエンド開発に惹かれた理由は、仕事を通じて見つけた自身の適性でした。
「もともとバックエンドの知識はほとんどありませんでしたが、実際にやってみて、自分にはフロントエンドよりもバックエンドが向いていると気づきました。今後もこの分野で経験を深めていきたいと思っています。」
伊吹さんにとって、アナモルフォーシスネットワークスでの経験はキャリアを決める重要なきっかけでした。自分の「好き」なことを見つけ、それを軸にさらなる成長を目指しています。

開発、エンジニア
フロントエンド・バックエンドのコーディング、UI/API開発・設計を担当。あるいは外観検査ソリューションにおけるFA開発設計を担当します。